2007年05月31日
中国株式市場バブル期について
最近、中国の株式市場は好調で、上海A株指数は2006年8月の1500後半からずっと上昇トレンドで4300ポイントまで上昇してきた。
ニュースなどを見ると、バブルの懸念論調はあっちこっち出てきた。
政府もバブル懸念と過剰流動性懸念により、準備率を段階的に切り上げしてきた。
2006年7月5日 7.5%->8%
2006年8月15日 8%->8.5%
2006年11月15日 8.5%->9%
2007年1月15日 9%->9.5%
2007年2月25日 9.5%->10%
金利も切り上げし続けてきた。
2007年5月19日に、5年以上の長期貸し出し金利を7.2%まで引き上げた。
それにしても、株式市場は上昇し続けている。
そして、2007年5月28日に、上海証券取引所と深セン証券取引所の口座数合計は1億を突破した。
口座数の急増をイメージするため、以下の統計があった。
2004年2月に7000万口座
2007年1月に8000万口座
2007年4月に9000万口座
2007年5月に1億口座突破
市場は過熱しすぎたのではないかと、2007年5月31日に政府は直接取引印紙税を0.1%から0.3%まで一気に3倍引き上げた。
どうも、世の中は中国株式市場の上昇に批判的な論調が強いようです。
なぜ、そんなに上昇しているのか?
中国経済は好調している、人民元はだんだん高くなっている。。。
それにしても、金融政策では準備率と金利も切り上げし続けているのに、
資本市場に入るマネーの増加はそれだけではないだろう。
不動産市場のマネーは株式市場へ流入した説もありますが。。。
私は外部のマネー、つまり、海外の資金流入が大きいのではないかと推測します。
(調査する時間がないので、これからは単なる推測です)
近年、中国は国内資本市場を開放する政策を実施しつづけていて、
人民元高圧力もあり、様々の原因で、海外の資金を中国へ流入していると推測します。
且つ、政策上、実際も流入しやすくなっています。
そう言っても、海外資金の流入は悪いこととは全然考えていないです。
アメリカ経済は中東の石油マネーで駆動しているとずっと思っているし。
なので、個人的に、むしろ、良いことだと思っています。
そのため、別に、株式市場が上昇しているから、バブル懸念で、怖いから、わざわざ税金引き上げなどの政策を一所懸命打ち出して、株価を抑える必要がないと考えます。
逆に、どうやって、この資金、この上昇・拡張、を利用して、
消化して、より一層経済成長させることを考えるべきだと思います。
個人的に、これはチャンスだと思います。
証券会社はこのチャンスを捕まって、どんどん新規上場を促進し、
または新株の発行を促進して、企業の事業拡大させるべきだと考えます。
または、事業会社もこの上昇した株、そして、増えた資本を使って、買収を行っても良いと考える。
買収を通じて、技術力の向上を図って、国際競争力を向上していくべきだと考えます。
それにより、更なる高成長を続けたら良いじゃないかと考えています。
昔、大学で日本のバブルの形成と経験を研究しようとしていた。
そのとき、思っていたのは、
バブルって、崩壊ではなくて、より一層経済成長の方向へ導きすれば、
「バブル」と呼ばなくなって、かなり良い意味の言葉になるのだろう。
以上は個人的な推測です、データを調査してないです。
誰かの実証研究のテーマにもなれるかなあ。
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- at 23:43
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